QGISに関する初歩的概念・操作の整理
背景
- 今年度の11月くらいから触り始めたQGIS周辺をメモ。
- 他にもメモに起こして整理したいこともあるが、とりあえず全てを整理する時間はないので、部分的にやっていく。
- 間違いあればすみません。
測地系
地理座標系
- 地理座標系とは、地理座標(緯度と経度のこと)を用いて、位置を表現するもの。
投影法
- XY平面に、地物情報(たとえば、距離や面積)を正しく表示させる方法のこと。
投影座標系
- 投影座標系とは、投影法を用いて、ある測地系における緯度・経度をXY平面上に表現する仕組みのこと。
- 投影座標系には、種類がある。
- たとえば、平面直角座標系やUTM座標系。
- また、やっていく中で気がついたが、投影座標系にしないと、バッファリングができない。
- なので、解析ツール等を用いるときにうまくできない場合には、用いているデータが地理座標系になっていないかどうかを確認した方が良いかもしれない。
- もし、地理座標系から投影座標系に変換させたい場合は、下記の「QGISでの変換方法」を参照。
- なので、解析ツール等を用いるときにうまくできない場合には、用いているデータが地理座標系になっていないかどうかを確認した方が良いかもしれない。
平面直角座標系
- 平面直角座標系は、投影座標系(投影法(平面上に地物情報を正しく表示させる方法)を用いてある測地系における緯度・経度を平面上に表現する仕組み)の一つ。
- 日本の各地に、19箇所の原点を打ち、それら原点からの距離をXYの座標の値として扱う。
- 「Japan Plane Rectangular CS」というのが、平面直角座標系のこと。
- なので、 「CS」の後に続く番号によって、示す地域が異なる。
- 原点座標は、(0,0)であり、「0m(メートル)」
QGISでの変換方法
- 変換したいレイヤをエキスポートする際に、変換先の座標系を設定し、書き出す。
- プロパティから変更するだけでは、変換できない。
参考文献
- 橋本雄一(2017)「二訂版 QGISの基本と防災活用」古新書院 , pp.7-12